2014年12月1日月曜日

【8tracks】anime_comfort02

ドブリジェン、トオルです。
先日、服屋さん巡りをしながらずっとアニメのサントラを聴いていたら(店員さんから話しかけにくい空気を作るための策でもあります…)、「凪のあすから」の「Fonte」という曲がピンと来て、ちょっとまたサントラで簡単にまとめてみよう、ということでやってみました。




01. Fonte
02. Navio
 「凪のあすから」-saigenji
03. 陽だまりとれんちょん
04. 別れ(Piano Ver.)
 「のんのんびより」-水谷広実
05. アイドルはじめました。
06. 奈々子のテーマ(ヴァージョンA)
 「普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。」-長谷川智樹
07. あいらのテーマ
08. みおんスイッチオン!!
 「プリティーリズム・オーロラドリーム」-長岡成貢
09. ごろごろ
10. ずざーーー
 「あっちこっち」-横山克
11. It's Going to be The Special ~Piano ver.~
 「アスタロッテのおもちゃ!」-TWINPOWER
12. すぐそこに見えるもの -piano solo-
 「ささめきこと」-窪田ミナ
13. 告白
14. 伝えたいこと
  「放浪息子」-神前暁&岡部啓一 


最初に着想を得た曲がギターの心地よい音源だったので、他も雰囲気で揃えました。プリティーリズムだけちょっとしたアクセントですけど、あらためて聴いてみておしゃれなサントラだと思いました。同じプリティーリズムシリーズでもディアマイフューチャー・メインテーマのピアノバージョンとかの方が馴染んだと思うんですが素敵な曲なのであらためて紹介してみたくなりました。
「のんのんびより」は今見るとかなり野心的な演出をしていて、第一話の冒頭一分以上を特に台詞も人物の芝居もない風景のカットが続きます。(その後のオチのための仕込みでもあるんですが)
そこで流れるのがこの「陽だまりとれんちょん」という曲で、サントラには同じテーマの「陽だまり道」の管楽器のちゃんとした演奏が重なるもの、ピアノだけのものといったパターンが入っています。
「別れ」はちゃんと使われたシーンを覚えているわけではないんですが、夏休みにおばあちゃんの家に遊びに来た子とれんちょんさんが友だちになる回で使われたんじゃないかなあという気がします。(実際使われていたことを確認しましたが、イントロの数秒くらいでした…)その回限りのゲスト出演だった高垣彩陽さんの芝居が好きで、私の中で三大彩陽さんの中に入っています。(他の2つは「Fate/Zero」の切嗣の回想的な話でゾンビになってしまう少女が生きた鶏に食らいついた後悶絶するところと、「夏色キセキ」で戸松遥さんと入れ替わって好きな先輩とデートしたら、自分のことなんて何とも思われていない、ということが分かってしまって泣くシーンの嗚咽です)
「すぐそこに見えるもの」は「ささめきこと」というアニメの挿入歌らしいです。(見てたんですが覚えてませんでした…)私はこのアニメのOP/EDである清浦夏実さんの「悲しいほど青く/虹色ポケット」が好きでシングルを買ったんですが、その中に収録されています。(「すぐそこに見えるもの」は清浦さんのボーカル版も同シングル内に収録されています)
あっちこっち、アスタロッテ、放浪息子のサントラに関しては以前にも他で組んだサントラのmixで取り上げました。下にそれらも貼っておきましょうか。




紹介記事はこちら



紹介記事はこちら


今回も浜渦正志さんの曲を入れようかと思ったんですがゲームまで含めると取り留めがなさすぎるのと、前に浜渦さんのオリジナル曲を入れようとしたら許可されなかったこともあったので、何となくやめておきました。
浜渦さんの活動範囲も広がってきたんですがまだアニメは少ないので、今のうちに「貧乏神が!」のサントラ辺りは買っておきましょうかね…
ノイタミナ特別企画の「ポレットのイス」音源に関しては年末のコンサートに赴いた際、物販で購入しようと思っています。

2014年10月16日木曜日

裏腹な憧れが(私を)bassyさんに惹きつける

ハロー、トオルです。
最近はモンハン真っ盛りです。
最初は買うつもりのなかったnew3DSLLもものすごく快適でうれしい限り。

それよりも問題は……

秋のM3が近づいてきました!
M3というのは日本最大級医師向け最新医学・医療情報サイトだったり、佐藤順一監督のアニメタイトル(サトジュン監督はロボットアニメ向けコンテなどでは甚目喜一の名義を使うことがあったようですがご自分の監督作ではさすがに使わなかったようです ※未確認情報)だったりすることもあるようですが、ここで言うのは

M3 - 音系・メディアミックス同人即売会


のことです。
今月26日(日)の開催ですのであと十日ですね!
とは言っても、まだ新譜情報など出してないサークルも多いでしょうし、受け手の側から注目サークル情報などの記事を書くにもちょっと早い感じなのですが、私はそんなに多くのサークルを知らないので一件だけトオル勇み足します。

bassyさんをご存知でしょうか。
以前はBarbarian On The Grooveというところで活動されていたそうですが、私が名前を覚えた頃にはもうソロになっていたような気がします。いずれにせよ活動範囲はPCゲームや同人音楽の分野なので、縁のない人の目にはまったく触れない名前かもしれません。

実は当ブログでは以前にも軽く取り上げています。

過去の記事でも書いている通り、元々はカヒーナさんの曲を探してるうちにBOGのことを知り、どうも自分の好きな曲はbassyという方が手がけてることが多いようだと気づいたところがきっかけなんですが、(下の動画に含まれてる中ではDIVIDE、IDEAL WORLD、変色、ポコアポコ、真実の翼 -サダメノツバサ-、ソラミ・マーチなんかを手がけています)



そこに全く別の動機で茶太さんの曲を探していたら見つかったのが「グルッポ」という曲。



もう一つ同ブランドから出たゲームに使われた「カンデコ」という曲も。



グルッポを聴いた時点でも、何ておしゃれなアレンジだろう! と驚きがあったのですが、カンデコの方なんかはちょっといわゆる渋谷系的なソフトロックの感覚がある気がします。
グルッポのピアノが軽快さと裏腹に哀切みたいな趣も持っているのに対してカンデコの方はできるだけライトな方向に振り切ったよ! みたいな潔さがありますね。(私はグルッポの裏腹さが持つもどかしさも大好きなのですが)

2014年7月27日日曜日

【8tracks】ぴこぴこをあなたに

あ、雨が降ってきたぞ……トオルです。
前々からアマゾンのほしいものリスト(公開いたしません)に入れっぱなしだった「テクニクビート」という十五年近く昔の? 音ゲーのサントラを手に入れたのでちょっと8tracksを軽く組んでみました。



01. 「TITLE」 藤田靖明
  -ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?
02. 「TITLE」 CAPCOM(作曲者を特定できませんでした…)
  -ロックマン4 新たなる野望!!
03. 「Dig Dug」 細江慎治(編曲)
  -TECHNIC BEAT
04. 「Wonder Momo」 細江慎治(編曲)
  -TECHNIC BEAT
05. 「絶望ビリー」 UsagiRu
  -マキシマムザホルモンのカバー(アニメ「デスノート」のEDだったそうです)
06. 「ラジオスターの悲劇」 UsagiRu
  -バグルスのカバー
07. 「恋人よ我に帰れ feat. Mari Nakamoto」 Yellow Magic Orchestra
08. 「ドーガとウネの館」 植松伸夫
  -FINAL FANTASY III
09. 「ミラクル★テレパシー(カラオケ)」 福間創
  -G.A.だにょ(ラジオ番組)
10. 「Devo Corporate Anthem」 DEVO


テクニクビートというのが元々は古いナムコのゲームサントラを中心にカバーした音ゲーだったんですね。(メーカーはアリカ。前々から何度も名前は挙げていたsupersweep細江慎治さんのお仕事をようやく上げられました)
そういうわけで他も古いゲームサントラとかで固めようかと思ったんですが前にもやった(PicoPico)ので、ゲームだけじゃなくて近い感じのレトロピコ感のある曲で組んでみました。
せっかくなのでウサギルさんも再プッシュです。歌ものは今回避けようという意図があったのでこういう感じになりました。実は「おどるポンポコリン」のカバーもすごく省力で魅力的に聞かせる感じがレトロゲーライクで私は好きです。
YMOは箸休め担当…なんですが、以前ウサギルさんにYMOがきっかけで日本のテクノポップ、ニューウェーブを聴くようになった、というお話をうかがったので前後に組んでみました。ホントはこの曲が後に来るならウサギルさんのカバーの中では「stupid cupid」という曲(動画は原曲です)の方が良かったのかもしれません。
植松伸夫さんがなぜ「ドーガとウネの館」なのか……明確な理由を尋ねられると困るのですが、好きな曲であるのと同時に前のYMOと併せて終わりに向けて流れを変えていく空気を出してみたくて入れてみました。FF3にはこういう特定マップBGMで好きな曲がいっぱいあります。(ジンの呪い、ハインの城、など)
「ミラクル★テレパシー」はボーカル有りのを前にもどこかで紹介したと思いますが今回は敢えてカラオケ音源で。のみこさんの「ランドセリング☆」や「スキップ!」とも迷ったし、同じシングルのカップリングに収録されてる「午前0時はハッピースタート!」(こんな題名ですがラジオのED曲だったそうです…)のカラオケ音源もすごくおもしろいんですが、それは元々の福間さんのオリジナル曲に元ネタがあるそうなので、じゃあカラオケ音源単品であげるなら、と今回はこれにしました。一番尺が短い、というのも実は重要な選考理由で、今回他もなるべく短く揃えたので十曲全部聴いても二十分行きません。
最後のDEVOは元々、彼らのライブDVDを見ていたら最後に流していたフィルムでかかっていたんですが、日本で言う「蛍の光」みたいな閉店とか終業の合図みたいな雰囲気があるなあと。
リンク先の動画でもちょっと鳴ってますが、PV集のつなぎとして使われていた「Timing X」という曲は反対にスタートの感じがあるので始めに持ってこようかなあと思ったのですがDEVOから始まるといきなり種明かし感があったので控えました。

今回は色々省力なので紹介記事もこんなところで。
ところで今年は誰のライブにも行ってないし、春だけじゃなくて秋も岡村靖幸さんのツアーも行けなさそう(何で全部祝日なの…。悔しいので去年のライブBDを買いましたけどすごいアップテンポで曲間なしの編集だったので65分くらいで15曲終わっちゃってびっくりでした)なのでちょっとぷんすかが溜まっています!
新居昭乃さんの大谷採石場跡地ライブも気にはなりますが日曜の夜にその場所は行きづらいというか帰りづらすぎです…
(そういえばいつの間にか新居昭乃さんのサイトがリニューアルされてましたね。前のサイトデザインは私がインターネットに触れ始めた頃から変わってないものだったのでちょっとさみしいような気もします)

最近、他にも「巫女みこナース・愛のテーマ」が収録されている柏木るざりんさんの「Loser Kashiwagi is NOT dead」がようやく買えたり(EGG MUSICさんでDL販売されてたのは知ってたのですが)、「ぱんださんようちえん」や「きりんさん女子大生」などでおなじみの? みらゐさんの「未来のエネルギー」なんかも購入したりして、久しぶりに結構充実してきているのかもしれません。

2014年6月22日日曜日

【8tracks】ブリュン!ピコピコ!!ア・チ・チ・チ!!!

ヘイヘイ、トオルです。
春のアニメもそろそろ終わる頃合いで、昨夜は名古屋で悪魔のリドルが最終回を迎えて毎週楽しみに見ていた私も寂しい限りです。
ラストはびっくり展開でしたが、個人的には兎角さんがミョウジョウ学園の前で泣き崩れるシーン(あのカットはすごいレイアウトでした!人物があんな端っこに配置される引きのアングルというのはなかなかない気がします)で物語の中の時間的には終わっていて、それ以降は兎角さんの胸の中の願いみたいなものを描いたイメージ世界だったんじゃないかなあとか妄想したりしています。(そう考えると、イメージの中でもその扱いなの……? と武智乙哉さんにちょっと同情してしまいますが)
もちろんそのまま受け取ったとしても、殺伐とした内容のはずなのにどこかのほほんとしたこれまでの作品の雰囲気を継承しつつ、原作漫画の今後に影響しすぎない配慮の効いたオチだったようにも思います。(先日単行本を買って読んだのですが既刊の2巻までではまだ二人しか退学者が出てないのです! 詳細が気になる方はコミックスや雑誌で追いましょうね)


さて、だいぶ前から8tracksに上げていたのが何個か溜まっていたのでその辺のリストをざっと。
今回は主にサントラからインスト曲なんだけど女性の声が印象的なものを中心に組んだものと、単純にぴこぴこしたゲーム音源で組みたくなったのと、最近岡村靖幸さんにどんどんハマってきていて、その勢いにまかせて組んだファンク系の前にやったのとは違った傾向のものの三つです。



1. 「Brynhildr in the Darkness -Ver. Ejected」 鴇沢直
2. 「Brynhildr in the Darkness」 鴇沢直
3. 「Phenomena」 Claudio Simonetti
4. 「Phenomena」 Daemonia
5. 「出蠢/ファヌエル」 石濱翔
6. 「Halcyon (7" Version)」 Orbital
7. 「salva nos」 梶浦由記
8. 「In Yer Memory」 石野卓球

2014年5月1日木曜日

【8tracks】まじでかわいいやつをふたつ

ゴールデンウィークをゆかいに過ごしていますか? トオルです。
敢えて「ゴールデンな週」と言うとちょっとガイストクラッシャーっぽい空気が出ますね。

M3も終わるとこうした界隈の音楽ブログはちょっと静かになるわけですが、今回も私は参加できなかったので関係ないのです!!

今回は雑然とした感じですが初心に立ち返るというか、かわいい感じの女性ボーカル曲で一つと、結構前に上げたままブログで紹介してなかったもののふたつです。




 1. 「迷惑スペクタクル オープニングテーマ (TVサイズ) アカペラver.」花澤香菜
 2. 「レモネイドスキャンダル」秋月マキシ (芹澤優)
 3. 「Charming Do!」小倉唯
 4. 「夏だねっCHU☆アイス!!」あべにゅうぷろじぇくと Feat. 井上みゆ
 5. 「きまぐれ☆シュガー!!」あべにゅうぷろじぇくと Feat. シュガらぶ
 6. 「ふわとろ☆Wストロベリー」
  アスタロッテ・ユグヴァール (釘宮理恵) & 塔原明日葉 (田村ゆかり)
 7. 「サニー」
  萩原雪歩 (落合祐里香), 三浦あずさ (たかはし智秋), 水瀬伊織 (釘宮理恵), 
  秋月律子 (若林直美), 双海亜美 / 真美 (下田麻美)
 8. 「shiny smile (M@STER VERSION)」
  天海春香 (中村繪里子), 萩原雪歩 (落合祐里香), 秋月律子 (若林直美)
 9. 「ハッピーカムカム」キュアピーチ (沖佳苗)
10. 「heart dictionary」キュアパイン (中川亜紀子)

2014年3月14日金曜日

遠くにあって思うもの(ウサギルさんのお話)

したっけ、トオルです。
バレンタインデー以来の更新がどうやらホワイトデーになりそうです。(これを書き始めた現在は13日の夜)

今回の主な内容は、以前にもこちらの記事(【アニソン】8tracksでみっつ)の中でちらっと名前を出したウサギルさんに関するお話です。
上記の記事の中では分島花音さんの話のついでで、「ブラジル人で既に分島花音さんにアンテナ張っている方もいる」的な紹介をしたのですが、ホントに日本の音楽に詳しい方で、ともすると日本人より日本の音楽好きなんじゃないか、と思うほどです。
こちらがTwitterのアカウントなのですが、(以下、bioからの引用)
「ウサギルだよ!ミュージシャン、イラストレーター - 好きなアーティスト:戸川純、とろ美、FLOPPY、P-MODEL、POLYSICS、大槻ケンヂ、ぶどう÷グレープ、平沢進、きどりっこ、初音ミク、新世界楽曲雑技団、ムーン香奈、パパイヤパラノイア、プラスチックス、分島花音。」
という感じで、一見サブカル趣味の人かーという感じのよくある音楽ファンのアカウントのように見えるんですけど、この人がブラジル在住ということを知ると認識も大きく違ってくるんじゃないでしょうか。
ご本人もよく「特にニューウェーブが好き」ということを言ってらっしゃるようなんですが、このbioからもそうした趣味が伺えますよね。
しかし、これは日本人の私が「キング・クリムゾンが好きで」というのとは全然次元の違う話で、そもそもクリムゾンは世界的に知られてるバンドなんですけど、日本のニューウェーブや非クラブミュージック的なテクノの世界というのは世代的な問題もありますし日本国内ですらあんまり一般的な趣味ではありません。(好きな人が少ないとは言いませんが)
そこはまだわかるとしても、新世界楽曲雑技団というのはゲームメーカーSNKのサウンドチームの名称です。



こちらは「餓狼伝説」シリーズの有名なBGMのひとつである「ギースにしょうゆ」という曲(個人的な思い入れでSPECIALではなくREAL BOUTの音源を選びました。あのサントラなんで売っちゃったんだろう…)なんですが、対戦格闘ゲームが大流行した時代のゲームファンには人気のあるサウンドチームでした。
ちなみに和風の曲ばっか作ってたわけじゃないんですがこういうのもあります。



ちょっと話が脱線しかけましたが、要するにただ日本の音楽が好き、というだけじゃなくてゲームなんかも含めて日本のカルチャーに深い愛着を持ってる方のようです。

bioにも書いてらっしゃるようにウサギルさんはご自分でも音楽をやられていて、今のところ発表されてる音源は日本の既存曲のカバーが多いんですが、そのカバーのセレクトがまず驚きに満ちています。
音源はブログbandcampsoundcloudなどを利用して公開・配布してらっしゃるんですが、せっかくなので一部をここで。




こちらはマキシマム・ザ・ホルモンのカバーで私は見たことがなかったのですがアニメ「DEATH NOTE」のEDだった曲のカバーのようですね。ジャケ絵としてもデスノートのキャラクターのドット絵を使用してらっしゃるのでアニメから知られたのかもしれません。



こちらはDir en Greyのカバー。この記事のようにウサギルさんのことを日本で紹介する場合よく用いられる音源のようですが、インパクトありますよね。
本人の歌唱だそうですが、bandcampの自己紹介にも書かれてるように男性だそうですよ!



チップチューンという手法だけでなくそもそもゲーム音楽のカバーもやってらっしゃるようです。私はこのメドレーの始めから10秒くらいのところのキラキラした「ここから何かが始まる」感が好きです。
(ブログなどでは今のところ最新らしいLUNA SEAの「STORM」のメガドライブリミックスカバーというのもあるんですが、どうやらセガに対する思い入れも強そうです。ちなみにそのカバーもゲームBGM感あっておもしろかったです)



カバーしてるのは日本の曲ばかりでもなくて、有名なBugglesの「ラジオスターの悲劇」なんかも手がけてらっしゃるのですが、このチップチューンカバーが私にはどうしてもゲーム「MOTHER」のBGMに近い気がしてなりません。

2014年2月14日金曜日

【8tracks】簡単にリストだけ(インスト系)

雪のバレンタインです。(現在私のいる名古屋では雨に変わりましたが)
チョコは差し上げられませんがちょっと前から選曲を進めていた「心地良いインスト曲」というふんわりした括りの8tracksを一つ上げておきます。





 1. 「紅い眼鏡~少女のテーマ」 川井憲次(紅い眼鏡より)
 2. 「Michael Nyman 1」 Michael Nyman(髪結いの亭主より)
 3. 「Cloe クロエ」 山本千夏(地球少女アルジュナより)
 4. 「Didn't it Rain」 菅野よう子(同)
 5. 「My Little Pony」 同(ブレンパワードより)
 6. 「Chicken Wing」 G-CLEF
 7. 「笹うどん---Version甲」 同
 8. 「海上トラック The Truck On The Sea」 細野晴臣
 9. 「Piume Di Cristallo」 Ennio Morricone
  (ダリオ・アルジェント監督の映画の曲らしいです)
10. 「旅の七人」 浜渦正志(アンリミテッド・サガより)
11. 「"γ+" 3」 同(サガ・フロンティア2より)
12. 「お先にシルブプレ (piano ver.)」 V.A.
  (GA芸術科アートデザインクラスより)
13. 「はなまる幼稚園のテーマ」 Sadesper Records(はなまる幼稚園より)
14. 「Flim」 Aphex Twin
15. 「The Light of Day」 TWINPOWER(アスタロッテのおもちゃ!より)
16. 「It's Going to be The Special」 同
17. 「うにうにーうにー」 横山克(あっちこっちより)
18. 「ぐるぐるぐる」 同
19. 「はじまったり、目覚めたり」 浜口史郎(TARI TARIより)
20. 「駆け出したり、求めたり」 同
21. 「ウルグスクのチビちゃん」 田中公平(オーバーマン キングゲイナーより)
22. 「a little MAIHAMA story」 大塚彩子(ゼーガペインより)
23. 「forget-me-not」 同
24. 「Servante du feu Fee du feu」 大島ミチル(ソ・ラ・ノ・ヲ・トより)
25. 「Finale (Tango Apasionado)」 Astor Piazzolla(ブエノスアイレスより)
26. 「Spirit Of The Water」 Camel
27. 「ツキノヒカリ」Bassy
28. 「スコシガンバレバシアワセカモ」 周防義和(カスミンより)
29. 「あるファバット~へびおとこ」 たま
30. 「宮沢雪野4(kanon)」 鷺巣詩郎(彼氏彼女の事情)
31. 「破竹乃勢」 同
32. 「2EM19モーツァルトの主題による変奏曲」 Narciso Yepes
  (ヱヴァンゲリオン新劇場版:破より)
33. 「INTRODUCTION」 井上堯之(太陽を盗んだ男より)
34. 「YAMASHITA」 同
35. 「Dear My Future~ピアノ・バージョン」 長岡成貢
  (プリティーリズム・ディアマイフューチャーより)
36. 「はじまり」 神前暁(かんなぎより)
37. 「むすひの」 同
38. 「告白」 神前暁&岡部啓一(放浪息子より)
39. 「変わらないもの」 同
40. 「マリノ」 神前暁&MONACA(STAR DRIVER 輝きのタクトより)
41. 「銀河美少年」 同
42. 「Oblivion」 Goblin(ゾンビより)

2014年2月3日月曜日

【ゲーム音楽】DOD3のサントラでゲーム音楽的なゲーム音楽という考え方について

ブォナセーラ、トオルです。
すっかり2月めいて来ましたけど今年初めての更新です。あけましておめでとうございます。
毎度毎度、自分の書いた記事を後から見直して「長いなあ」と思うのでサクサク行きましょうね。(こういうので長くなっちゃうのですが)

もうそろそろ日本国内でもPS4が発売されようかという秒読みの時期に差し掛かってきたと思うんですが、去年末の12月19日という時期にPS3で発売されたゲームソフト「DRAG-ON DRAGOON3」(ドラッグオンドラグーンと読みます。以下、このシリーズタイトルを「DOD」と記します)のサントラを購入しましたのでそれ(DOD3というよりはDODシリーズの音楽)に関するお話をちょっとだけ。

とりあえず8tracksを簡単に組んでみたのですが同じCDから3曲以上入れられないという都合からDOD3以外のゲームの曲も入っています。シリーズひっくるめたサンプルとして考えていただければ。



ゲームの一作目が出たのが2003年9月11日ということなのでもう十年以上前のお話ですね。(ハードはPS2)
一作目の音楽を担当したのは佐野電磁こと佐野信義さん相原隆行さんのお二人。ともにナムコのサウンドチーム出身なんですが、個人的には細江慎治さんと一緒に「リッジレーサー」シリーズ初期の音楽を担当されてた人たちという印象です。(多分自分のお小遣いで初めて買ったCDが「リッジレーサー2」のサントラだったと思うので……ちなみにこの時代のリッジレーサーのサントラでは「レイブレーサー」が特にお気に入りでした。今でも時々聴いてはうひーとか言っています)
で、そのリッジレーサーがアーケードで一作目を発表したのが1993年ということなので、DODの更に十年前ですね。
ナムコに限らない話でしょうが、ゲームメーカーは人の流動性が激しいようなので十年も経つと人の入れ替わりが起きてたりもするようなんですが、DODシリーズではそうした流動の中で別世代の同組織に属した人たちが別の会社の現場で集結というようなことにもなっていたりします。(実際の在籍年次はわからないのでかぶってる時代もあったのかもしれませんが)

今回取り上げるDOD3のサウンドトラックを手がけているのは岡部啓一さん、帆足圭吾さん、石濱翔さん、高橋邦幸さんといった面々で、彼ら主要面子は全員岡部さんの会社MONACAに所属するサウンドクリエイターさんです。(他に佐野電磁さんと遠山明考さんが数曲手がけていらっしゃいます)

この方々の名前、特に帆足圭吾さんと石濱翔さんの名前に見覚えがある、という方はおそらくアニメ「アイカツ!-アイドルカツドウ!-」のファンの方ではないでしょうか。お二人とも主題歌や作中の主だった劇中歌などを作曲されています。そもそもアイカツ!という作品の音楽をMONACAで制作しているようなのでサントラやその他ボーカル曲に岡部さんや高橋さんの手がけてらっしゃる曲ももちろんあります。

ちょっと主だった曲をいくつか…

KIRA☆Power(現行OPテーマ)/作編曲:石濱翔



硝子ドール/作編曲:帆足圭吾